認知機能検査には、記憶を中心として見当識や計算など複数の項目の総点で評価するスクリーニング用の簡便なスケールと、検査時間は長いが認知機能をいくつかの要素に分けそれぞれの機能が詳細に評価できるスケールがあります。
スクリーニング用の簡易な認知機能評価スケール
①HDS-R(改訂長谷川式簡易知能評価スケール)
②MMSE(Mini-Mental State Examination)
③国立精研式痴呆スクリーニングテスト
④N式精神機能検査(NDS)
施行時間は長いが詳細な評価が可能な認知機能評価スケール
①WAIS-R(Wechsler Adult Intelligence Scale 改訂版)
②ADAS(Alzheimer’s Disease Assessment Scale)
認知機能を評価するスケールはいくつかありますが、これらのスケールの中で、外来や病棟で日常的に使用されているものはMMSE/HDS-Rになります。
国家試験にも頻繁に出題されている内容になるのでこの2つは検査内容や違いについて理解しておきましょう。
過去の出題傾向
国家試験の出題例
アルツハイマー型認知症 - HDS-R
認知症スクリーニングテスト - MMSE
MMSEに含まれHDS-Rに含まないものは?
語の流暢性を含む検査は?
各疾患に対してどの検査が適切かどうかという概要だけ理解していれば解ける問題から、近年では検査の内容まで理解していないと解けない問題が増えています。
また、「語の流暢性を含む検査は?」
などの問題では、選択肢の中に聞きなれない検査が入っていることもあり、認知症の出題範囲では
痴呆の重症度評価「CDR」やアルツハイマー型認知症の重症度評価「FAST」も出題頻度が増えています。
検査内容は実際に使用するのが一番身に入るため、実習で機会がなかった人は友人や両親に被験者として手伝って貰ってもいいかもしれません。
HDS-RやMMSEは特別な検査器具を用いらないため手軽に検査を行うことが出来ると思います。
HDS-Rの概要と解釈(検査の仕方)
〇30点満点中20点以下だと認知症疑いとなる。
〇9項目の設問から構成される。
〇書字を必要としないため運動麻痺がある対象者でも検査が可能
①年齢
②日時の見当識
③場所の見当識
④言葉の記銘
⑤計算
⑥逆唱
⑦言葉の遅延再生
⑧物品再生
⑨言葉の流暢性
①年齢
「お歳はおいくつですか?」と問います。満や数え年で答える方もいますが、誕生日を迎えているかどうかで誤差が生まれる可能性があるため2年までのズレは正解とします。
認知症の方であれば、その方が生きている時代(過去~現在)を知るきっかけになるためアプローチの一助になると思います。
②日時の見当識
「今年は何年ですか?今日は何月何日ですか?何曜日ですか?」と教示します。
順不同に尋ねても問題なく、各正解に対してそれぞれ1点を与えます。
先に曜日から聞いた方が本人が思い出しやすく上手くいく場合もあります。
アルツハイマー型認知症は早期より時間・場所の見当識が低下します。
日時の見当識が低下しているとゴミ出しや定期受診などの社会との繋がりや服薬管理が困難になると予測されます。
③場所の見当識
「私たちがいる場所はどこですか?」と問い、自発的に答えることが出来れば2点を与えます。
病院名や施設名、住所などが言えない場合でも本質的に自分がどこにいるかが理解できていれば正解でよいです。
アルツハイマー型認知症は早期より時間・場所の見当識が低下します。
場所を把握できていない場合、家の中や病室でトイレの場所がわからないことも予測されるため張り紙の使用やベッドの位置をトイレの付近にするなどの対応を要することもあります。
④言葉の記銘
「これからいう3つの言葉を言ってみてください。後でまた聞きますのでよく覚えておいてください」と教示します。
(桜・猫・電車)もしくは(梅・犬・自転車)のどちらかを使用し各1点を与えます。
3つの言葉を他の言葉に置き換えてはいけない、また3回まで繰り返しても2つまでしか記憶できない場合は設問7で「先ほど覚えた2つの言葉を思い出してください」と教示します。
即時記憶に問題がある場合、どこに物を置いたか・ご飯を食べたかどうかなど直近の出来事が思い出せない可能性があるため様々な日常生活場面で支障がでることが予測されます。
⑤計算
「100引く7はいくつですか?」と問い、正答した場合は「それからまた7を引くといくつでしょう?」と問います。
例えは、
①93(正)→②80(誤)→③73(正)→④70(誤)→⑤63(正)
このような場合、正答してる所のみ加点し【3点】となります。
最初の質問で誤答したら打ち切り次の設問に進みます。
また、100から7を引くと93になるが作業記憶(ワーキングメモリ)の課題でもあるため、検査者は93という数を言ってはいけません。
計算が出来ない場合は注意の持続が困難な場合やワーキングメモリが低下している可能性が示唆され、料理など複数の作業を同時にする場面や買い物や資産管理などIADL場面への影響が考えられます。
⑥逆唱
「これからいう数字を逆から言ってください」と教示し、最初の逆唱に誤答すれば打ち切り次の設問に進みます。
数字を読み上げる際はゆっくりと、1秒間隔くらいのスピードで教示します。
「例えば1-2-3を反対から言うと?」など例題を入れることをオススメします。
即時記憶とワーキングメモリ関係しており、一時的に頭の中で数字を保持し、ひっくり返すという複雑な課題になります。
⑦言葉の遅延再生
「先ほど覚えてもらった言葉をもう一度いってください」と教示し、自発的に答えられたものには2点を与え、ヒントによって答えられたものには1点を与えます。
3つのうち1つしか答えられなかった際もヒントは1つずつ与えるように「動物もありましたね」というヒントを与えそれに対する回答を待ってみます。
分からない場合や何らかの回答が返ってきたら「乗り物もありましたね」と次にヒントを教示します。
短期記憶に関係する設問であり、アルツハイマー型認知症では早期に障害されます。
ヒントを与えて答えることが出来た際は、①前頭葉から記憶情報を取り出す②側頭葉で保持するという流れのうち、①の取り出しに問題がある可能性が示唆されメモ帳やアラーム設定などの代償手段のアプローチが適応するかもしれません。
⑧物品再生
「これから5つの品物をお見せします。それを隠しますから、ここに何があったかを言ってください。
順番はどうでもかもいません」と教示し、各正答に対してそれぞれ1点を与えます。
提示する品物は何でもよいが、スマートフォンのように本人に馴染みのない品物や鉛筆と消しゴムのように相互に関連性のあるものは避けなければいけません。
物品は1つずつ名前を言いながら本人の目の前に置き「これは時計ですね」と1つずつ確認を行います。
すべて並べたら5つを見せたまま、「これからこれを隠しますから、ここに何があったがを言ってください」と教示します。
視覚性記憶に関する設問であり、物をどこに置いたなど混乱してしまう可能性があります。
また、聴覚性記憶が障害されているが視覚性記憶が残存している場合では「メモ帳やカレンダー」などの代償手段の適応が考えれれます。
⑨言葉の流暢性
「知っている野菜の名前をできるだけたくさん言ってください」と教示します。5個までは採点せず、6個以上で1点ずつ加点していきます。
重複しても「それは先ほど言いましたね」と指摘せず、記録用紙に記載しますが採点はしません。
途中で言葉に詰まった場合は、約10秒たっても出てこないときはそこで打ち切ります。
語の流暢性は前頭葉機能に深く関係しており、認知症の早期発見に役立てることができます。
医療関係者向けのサイト『エーザイ』で実際にHDS-Rを使用して診察を行っている場面を動画で視聴できるのでより詳細に知りたい方は参考にしてください。
>>検査を動画でする場合はこちらから↓
MMSEの概要と解釈(検査の仕方)
〇30点満点中24点以下だと認知症疑いとなる
〇11項目の設問から構成される。
①時間の見当識
②場所の見当識
③即時想起
④計算
⑤遅延再生
⑥物品呼称
⑦文の復唱
⑧口頭指示
⑨書字指示
⑩自発書字
⑪図形模写
①時間の見当識
「今日は圧何年ですか?今の季節はなんですか?今日は何月何日何曜日ですか?」と問います。
何年は西暦・年号どちらでも正しい回答なら正答とします。日にちについては1日でも間違っていれば誤答とします。
アルツハイマー型認知症は早期より時間・場所の見当識が低下します。
日時の見当識が低下しているとゴミ出しや定期受診などの社会との繋がりや服薬管理が困難になると予測されます。
②場所の見当識
「ここは何県ですか?ここは何市ですか?ここはどこですか?ここは何階ですか?ここは何地方ですか?」と問います。
病院名は通称でも伝われば正答とします。
また、地方の質問では例として「東京は関東地方ですが、ここは何地方ですか?」と教示の仕方を変えてもよいとされています。
アルツハイマー型認知症は早期より時間・場所の見当識が低下します。
場所を把握できていない場合、家の中や病室でトイレの場所がわからないことも予測されるため張り紙の使用やベッドの位置をトイレの付近にするなどの対応を要することもあります。
③即時想起
「これからいう3つの言葉(桜・猫・電車)を言ってみてください。後でまた聞きますのでよく覚えておいてください」と教示します。
繰り返すことが出来れば各1点を与えます。
3つの言葉を他の言葉に置き換えてはいけない、また6回まで繰り返しても2つまでしか記憶できない場合は設問5で「先ほど覚えた2つの言葉を思い出してください」と教示します。
即時記憶に問題がある場合、どこに物を置いたか・ご飯を食べたかどうかなど直近の出来事が思い出せない可能性があるため様々な日常生活場面で支障がでることが予測されます。
④計算
「100引く7はいくつですか?」と問い、正答した場合は「それからまた7を引くといくつでしょう?」と問います。
例えは、
93(正)→80(誤)→73(正)→70(誤)→63(正)
このような場合、正答してる所のみ加点し【3点】となります。
最初の質問で誤答したら打ち切り次の設問に進みます。
また、100から7を引くと93になるが作業記憶(ワーキングメモリ)の課題でもあるため、検査者は93という数を言ってはいけません。
計算が出来ない場合は注意の持続が困難な場合やワーキングメモリが低下している可能性が示唆され、料理など複数の作業を同時にする場面や買い物や資産管理などIADL場面への影響が考えられます。
⑤遅延再生
「先ほど覚えてもらった言葉をもう一度いってください」と教示し、自発的に答えられたものには1点を与えます。
HDS-Rと違う点としてMMSEではヒントは与えません。
短期記憶に関係する設問であり、アルツハイマー型認知症では早期に障害されます。
正答数によりメモ帳やアラーム設定などの代償手段のアプローチが適応するかもしれません。
⑥物品呼称
時計を見せながら、「これは何ですか」と問います。
次に鉛筆を見せながら、「これは何ですか」と問います。
物品の通称が言えれば正答とします。
側頭連合野で処理される単語の認知ですが認知症が重症化しても比較的維持されている機能になります。
この項目が困難な場合は認知症が進行しいる状態と考えられ、様々な日常生活場面で支障がでることが予測されます。
⑦文の復唱
「今から私がいう文章を繰り返し言ってください」と教示し、次の文章を復唱してもらいます。
『みんなで力を合わせて綱を引きます』
この問いは口頭のみで、ゆっくりはっきりとした口調で行います。
読み上げる回数は一度のみとし、ひとつの言葉でも間違えた場合は誤答とします。
側頭連合野の機能であり即時記憶を評価できる項目になります。
その他の即時記憶を図る項目に問題がなく、この項目で減点が見られる場合は認知症の中核症状である失語症状の出現を疑います。
⑧口頭指示
「私の言う通りにしてください」と教示し、口頭でゆっくりと次の3つのを指示します。
「右手(右手が麻痺している場合は左手で構いません)でこの紙を持ってください」
「それを半分に折り畳んでください」
「そして私に渡してください」
設問ごとに正しい作業を行うことができれば各1点を与えます。
言語指示による失行の評価になります。
①机上に置かれた紙の用途を理解→②視覚情報から空間内の紙の位置を解析→③四肢感覚情報から身体の位置を解析→④筋肉動作を制御して紙を操作するという知覚運動になります。
①の側頭葉での意味理解から始まり④の前頭葉での実行機能と複数の大脳葉が関連しています。
⑨書字指示
「この文章を読んで、その指示どおりに従ってください」と教示し以下の文を提示します。
『目を閉じてください』
実際に目を閉じれば正答とします。
視力低下などその他の要因を減らすため別用紙で文字を大きく印刷して準備していてもいいかもしれません。
言語理解(失読)を評価する項目になります。
口語言語に全く問題がなく、文字言語だけが障害される状態は、純粋失読・失読失書のいずれかになります。
⑩自発書字
「ここに何か文章を書いてください」と教示し、紙と鉛筆を渡します。
自分の名前などではなく、一つの文章(主語と述語が含まれる文章)を書くように求めます。
戸惑った場合は、今日の天気についてなどのお題を教示しても構いませんが、例文を伝えてはいけません。
また、漢字や送り仮名などの誤りは許容します。
全体的に文章になっていれば正答とします。
言語機能(書字)を評価する項目になります。
口語言語に全く問題がなく、文字言語だけが障害される状態は、純粋失書・失読失書のいずれかになります。
⑪図形模写
「ここに書いてある図形と同じものを書いてください」と教示し、紙と鉛筆を渡します。
角がそれぞれ5個ずつあり、重なった部分が四角形であれば正答とします。
手の震えによる線の歪みは許容します。
視覚性認知機能を評価する項目になります。
一次視覚野からの処理系は大きく3つに分けられます。
①対象の認知を可能にする腹側路(後頭葉ー側頭葉):視覚性失認
②対象の空間的位置関係を取られる背腹側路(後頭葉ー下頭頂小葉):構成障害
③対象へ意識を向ける背背側路(後頭葉ー上頭頂小葉):視運動性失調
心理検査は妥当性と信憑性の検討を行い常にアップデートされています。
MMSE-J(正規日本版)では原版MMSEと等価性を重視し「計算課題と逆唱課題」の取扱について施行法を変更しました。
また、新たに軽度認知障害と軽度アルツハイマーのカットオフ値を定めました。
詳細は以下の『日本文化科学社』のサイトをご覧ください。
>>MMSE-Jの詳細はこちらから↓
類似問題
55P43 Alzheimer型認知症の進行度をADL障害の程度から評価するのはどれか。
- Behave-AD
- DASC-21
- MoCA-J
- FAST
- MMSE
54P17 53歳の女性。前交通動脈瘤破裂によるくも膜下出血にて救急搬送された後、クリッピング術が施行された。術後1週間で作業療法が処方された。言語機能と身体機能には大きな問題はみられず、食事、更衣、整容などは自立していたが、担当の作業療法士の名前や新しい出来事が覚えられない、などがみられた。
この患者に行う評価で適切なのはどれか。2つ選べ。
- BIT
- MMSE
- SLTA
- VPTA
- WMS-Ⅲ
54P42 総合的な認知症の重症度を評価する尺度はどれか。
- NPI
- CDR
- HDS-R
- BEHAVE-AD
- PSMS(Physical Self-Maintenance Scale)
53A44 認知症の重症度を判定することを目的に、記憶、見当識、判断力と問題解決、社会適応、家族状況および趣味・関心、介護状況の6項目について5段階で評価するのはどれか。
- CDR
- FAST
- HDS-R
- WMS-Ⅲ
- NMスケール
52A81 語の流暢性課題を含む検査はどれか。
- MMPI
- MMSE
- WCST
- HDS-R
- Rorschachテスト
51A80 遅延再生を含まないのはどれか。
- リバーミード行動記憶検査(RBMT)
- Mini Mental State Examination(MMSE)
- 改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)
- Rey Auditory Verbal Learning Test(RAVLT)
- Raven’s Colored Progerssive Matrices(RCPM)
50A40 認知症のBPSD(behavioral and psychological symptoms of dementia)の評価尺度はどれか。
- CDR(clinical dementia rating)
- N式老年者用精神状態評価尺度
- NPI(neuropsychiatric inventory)
- MMSE(mini mental state exmination)
- HDS-R(改訂長谷川式簡易知能評価スケール)
50A80 MMSE(mini mental state examination)に含まれ、HDS-R(改訂長谷川式簡易知能評価スケール)には含まれない項目はどれか。
- 計算
- 見当識
- 遅延再生
- 構成課題
- 言語流暢性課題
49A4 30代前半の男性、システムエンジニア。自転車走行中に自転車とぶつかり、外傷性脳損傷を生じ入院となった。作業療法は受傷後20日目から開始。麻痺はみられない。病棟では、食事、更衣、整容、排泄などは自立しているが、トイレや病室の場所が覚えられない。今日の日付が分からない、担当者の顔は分かっているが名前が覚えられない、などがみられた。
この患者に行う評価で必要性が低いのはどれか。
- RBMT
- 前頭葉機能検査(FAB)
- Trail making test(TMT)
- 標準高次動作性検査(SPTA)
- Mini mental state examination(MMSE)
49A5 このような症状がある時期に適切な作業療法はどれか。
- 調理
- 日記
- 買い物訓練
- 職業前訓練
- 電車乗車訓練
49A14 78歳の女性、Alzheimer型認知症、物忘れが激しくなるに従い、何をするにも介護者である夫に頼り、そばを離れない状態となった。そのため、主治医にデイケアを勧められ、通所を開始した。
デイケア導入時に行う知的機能検査で適切なのはどれか。
- WPPSI
- WAIS-Ⅲ
- Blessed dementia rating scale(DRS)
- Mini mental state examination(MMSE)
- Behavioral pathology in Alzheimer’s disease rating scale(BEHAVE-AD)
49A15 在宅での生活を継続させるために作業療法で優先するのはどれか。
- 体力の維持
- 不安の軽減
- 合併症の予防
- 対人交流の拡大
- ストレスの発散
49A81 前頭葉機能検査はどれか。
- SCT
- TEG
- MMPI
- MMSE
- WCST
48P79 構成課題を含む検査はどれか。2つ選べ。
- MMPI
- MMSE
- HDS-R
- Rorschachテスト
- Kohs立方体組み合わせテスト
47P80 運動性失語があっても、目的とする機能を適切に評価できる検査はどれか。2つ選べ。
- ベントン視覚記銘検査
- 田中・ビネー式知能検査
- レーブン色彩マトリクス検査
- MMSE(Mini Mental State Examination)
- HDS-R(改訂版長谷川式簡易知能スケール)
43-61 次の図を用いる検査はどれか。
- WAIS-Ⅲ
- 三宅式記銘力検査
- Kohs(コース)立方体組み合わせテスト
- 改訂長谷川式簡易知能評価スケール
- ミニメンタルステート検査(MMSE)
42-61 運動性失語があっても目的とする機能を適切に評価できる検査はどれか。
- 三宅式記銘力検査
- 田中・ビネー式知能検査
- コース立方体組み合わせテスト
- 改訂長谷川式簡易知能評価スケール
- ミニメンタルステート検査(MMSE)
41-63 誤っているのはどれか。
- Mini-Mental State Examination(MMSE) ー アルツハイマー病
- Glasgow Coma Scale - 脳血管障害
- Hoehn-Yahr重症度ステージ - 筋萎縮性側索硬化症
- Frankelの評価法 - 節髄損傷
- Ossermannの分類 - 重症筋無力症
41-59 「野菜の名前をできるだけ多く言ってください」という課題で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)の一問にある。
- 全般性注意の検査として利用されている。
- エピソード記憶の障害の検出に有用である。
- 1分間に20種類以上解答できたときに正常と判定する。
- 言語の流暢性の障害があると成績が低下する。
41-63 誤っている組合わせはどれか。
- Mini-Mental State Examination(MMSE) - アルツハイマー病
- Glasgow Coma Scale - 脳血管障害
- Hoehn-Yahr重症度ステージ - 筋委縮性側索硬化症
- Frankelの評価法 - 脊髄損傷
- Ossermannの分類 - 重症筋無力症
40-60 適切でない組み合わせはどれか。
- 鈴木・ビネー式検査 - 知能検査
- Y-G検査 - 人格検査
- 内田・クレペリンテスト - 精神作業力検査
- ミニメンタルステート検査(MMSE) - 認知症スクリーニング検査
- CMI(Cornell medical index) - 発達検査
35-62 認知症検査における数字の逆唱でみるのはどれか。
- 復唱
- 錯語
- 見当識
- 記銘力
- 計算力
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