第53回 PT実地問題 AM 1-20 2022 6/10 過去問 2020年6月18日2022年6月10日 第53回 PT AM 1-20 1、68歳の女性。変形性股関節症。発症して10年が経過し、右人工股関節全置換術を施行することとなった。術前評価として歩行分析を行ったところ、右立脚期にDuchenne歩行が観察された。この患者に行う検査として重要度が低いのはどれか。 1. 筋力検査 2. 携帯計測 3. 疼痛検査 4. 反射検査 5. 関節可動域検査 None 2、心電図を以下に示す。心電図と所見の組み合わせで正しいのはどれか。2つ選べ。 ① - 心房細動 ② - 洞性徐脈 ③ ー 心室性期外収縮 ④ - 心房性期外収縮 ⑤ - 発作性上室性頻拍 3、関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で正しいのはどれか。2つ選べ。 1. 手伸展 2. 手撓屈 3. 母子掌側外転 4. 股伸展 5. 肩外旋 4、Danielsらの徒手筋力テストにおける段階2の検査の開始肢位で正しいのはどれか。 設問が不十分であり正解が得られないため採点対象から除外 None 5、脳皮質の感覚野の片側前額断の模式図を示す。Penfieldの感覚神経の脳地図における足の局在はどれか。 ① ② ③ ④ ⑤ None 6、75歳の女性。右利き。脳梗塞を発症し救急車で搬入された。発症翌日に症状の悪化を認めた。発症3日目の頭部MRIの拡散協調像を以下に示す。最も出現しやすい症状はどれか。 1. 片麻痺 2. 失語症 3. 運動失調 4. 嚥下障害 5. 視野障害 None 7、70歳の男性。脳卒中による右片麻痺。現在のADLは次のとおりである。食事は普通食の先割れスプーン使用で自立。整容は自立。更衣は自立。トイレは部分介助。背臥位から自立で起き上がり端坐位保持可能だが、車椅子への移乗は監視が必要。移動は車椅子にて自立。排便や排尿は時々失禁がある。Barthel Indexの得点はどれか。 1. 35点 2. 45点 3. 55点 4. 65点 5. 75点 None 8、68歳の男性。胸部大動脈解離(Stanford分類B型)に対して経カテーテル的ステンドグラフト内挿術が行われたところ、術後に麻痺症状がみられた。ASIA評価表の結果を示す。この患者のASIAの重症度スケールと脊髄の損傷部位との組み合わせで正しいのはどれか。 1. B - 脊髄の後方 2. C - 脊髄の前方 3. C - 脊髄の後方 4. D - 脊髄の前方 5. D - 脊髄の中心部 None 9、42歳の女性。感冒症状が出現して1週間から対称性に両手のしびれを自覚し、脱力が急速に近位部へと広がったため神経内科を受診した。上肢遠位部優位の脱力と四肢の深部腱反射消失を認め、Guillain-Barre症候群と診断された。検査所見として正しいとはどれか。 1. 髄液検査で細胞数が増加する 2. 頚髄MRI検査で髄内信号異常を認める 3. 末梢神経伝導検査で伝導速度が低下する 4. 末梢神経の連続刺激でM波の振幅が漸増する 5. 末梢神経刺激で誘発されるF波の潜時が短縮する None 10、4歳の男児。顕在性二分脊椎症による脊髄髄膜瘤の術後。立位の様子を以下の図に示す。短い距離であれば独歩可能である。予測される機能残存レベルの上限で正しいとはどれか。 1. L2 2. L3 3. L4 4. L5 5. S1 None 1 out of 2 11、55歳の男性。2型糖尿病。身長170㎝。体重85㎏。BMI(body mass index)を24にするために目標とすべき体重み最も近いのはどれか。 1. 65kg 2. 67kg 3. 69kg 4. 71kg 5. 73kg None 12、21歳の女性。バレーボールで着地時には足関節痛を訴えた。検査法を図に示す。この検査で調べる靭帯損傷として正しいのはどれか。 1. 三角靭帯損傷 2. 踵腓靭帯損傷 3. 前距腓靭帯損傷 4. 前脛腓靭帯損傷 5. 二分靭帯損傷 None 13、図に示す両側支持付長下肢装具について正しいのはどれか。2つ選べ。 1. 外側支柱の高さは大転子から6㎝下にする 2. 膝接手はオフセット式である 3. 下腿半月の位置は膝関節裂隙から2㎝下にする 4. 足継手はダブルクレンザックである 5. 短下肢装具へと変更可能である 14、19歳の男性。基礎疾患はない。自転車エルゴメーターを用いた運動強度を次第に上昇させて運動終点まで運動負荷試験を行ったときに酸素摂取量の測定結果を図に示す。最大酸素摂取量(mL/分)として正しいのはどれか。 1. 1,000 2. 1,500 3. 2,500 4. 3,500 5. 4,000 None 15、全身持久力改善のために必要な運動負荷菱(ワット)として正しいのはどれか。 1. 50 2. 100 3. 200 4. 300 5. 350 None 16、脳卒中後の左片麻痺患者の生活環境を整えることとした。ヘッドとポータブルトイレの位置で適切なのはどれか。 1. ① 2, ② 3. ③ 4. ④ 5. ⑤ None 17、45歳の女性。右変形性股関節症。先天性股関節脱臼の既往がある。1年前から荷重時の右股関節痛があり、2ヶ月前から安静時痛も出現した。起居動作時や歩行時の疼痛が強くなってきたため受診した。ADL指導として適切なのはどれか。 1. 階段は右足から昇段する 2. 階段は左足から昇段する 3. できるだけ低い椅子に座る 4. T字杖を使用する場合は左手に持つ 5. 左足よりも右足を手前に引いて椅子から立ち上がる None 18、55歳の男性。トラックの荷台(2m)から転落して受傷した。来院字の足関節エックス線単純写真(3A)及び冠状断CTとCTの模式図(3B)を示す。保存的に加療したとき、今後最も起こりやすい合併症はどれか。 1. 凹足 2. 踵足 3. 内反尖足 4. 変形性関節症 5. 無腐性骨壊死 None 19、生後4か月の乳児。健診で股関節の異常を指摘された。来院時に右股関節の開排制限を認めたため、股関節のエックス線単純検査を行った。股関節の図を示す。白蓋角はどれか。 1. a 2. b 3. c 4. d 5. e None 20、この患者の股関節のエックス線単純写真を示す。行うべき対応として適切なのはどれか。 1. 経過観察 2. ギブス固定 3. 観血的整復術 4. オーバーヘッド牽引 5. リーメンビューゲル装具 None 2 out of 2 Time's up 誤字脱字や回答時に不具合等ありましたら下のコメント欄からお願いします。 過去問 よかったらシェアしてね! URLをコピーしました! URLをコピーしました! コメント コメントする コメントをキャンセルコメント ※ 名前 ※ メール ※ サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 Δ このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください。
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