第52回 PT実地問題 AM 1-20 2022 6/10 過去問 2020年6月7日2022年6月10日 第52回 PT AM 1-20 1、スパイログラムを図に示す。予備呼気量はどれか。 1. ① 2. ② 3. ③ 4. ④ 5. ⑤ None 2、Daniels らの徒手筋力テストについて正しいのはどれか。 1 検査は段階5から実施する 2. 徒手抵抗は検査する関節の近位部に加える 3. 繰り返し実施することで筋持久力を評価する 4. 段階2は重力の影響を最小限にした肢位で実施する 5. 抑止(ブレーク)テストでは徐々に徒手抵抗を強くする None 3、動脈血ガス分析の結果を表に示す。正しいのはどれか。 1. 呼吸性アシドーシス 2. 代謝性アルカローシス 3. 共用基準範囲 4. 代謝性アシドーシス 5. 呼吸性アルカローシス None 4、関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で正しいのはどれか。2つ選べ。 1. 肩甲骨挙上 2. 肩伸展 3. 前腕回外 4. 手尺屈 5. 母指橈側外転 5、Daniels らの徒手筋力テストの結果を表に示す。表以外の筋に異常はみられない。関節可動域はすべて正常範囲である。通常速度で直線歩行したときに予想されるのはどれか。 1. 左の踵足歩行 2. 右の尖足歩行 3. 左遊脚中期の分回し 4. 右のTrendelenburg 徴候 5. 右遊脚後期の膝過伸展傾向 None 6、74 歳の男性。右利き。脳卒中後の右片麻痺。食事は食物を細かく刻めば左手でスプーンを用いて食べることができる。入浴はシャワー使用で洗体に介助が必要。トイレ動作は衣服の操作に介助を要するがそれ以外は自力で行える。車椅子とベッド間の移乗は見守りが必要。移動は歩くことはできないが車椅子操作は自力で行え、50 m 以上連続駆動が可能。Barthel Index の得点が 10点と評価される項目はどれか。 1. 食事 2. 入浴 3. 移動 4. トイレ動作 5. 車椅子とベッド間の移乗 None 7、30 歳の男性。スキーで転倒して受傷した。エックス線写真を示す。肩脱臼整復後に肩関節内転・内旋位で固定されたが、上腕の外側上部に感覚鈍麻を訴えた。合併症の神経麻痺はどれか。 1. 腋窩神経 2. 肩甲上神経 3. 肩甲下神経 4. 尺骨神経 5. 正中神経 None 8、44 歳の女性。関節リウマチ。エックス線写真を示す。身の回りのことはできるが、仕事は行えない。この患者の Steinbrocker の分類はどれか。 1. ステージⅡ、クラスⅡ 2. ステージⅢ、クラスⅢ 3. ステージⅢ、クラスⅣ 4. ステージⅣ、クラスⅢ 5. ステージⅣ、クラスⅣ None 9、78 歳の女性。布団を持ち上げようとした際、背部から腹部への強い帯状痛を生じ、寝返りも困難となったため入院となった。入院時のエックス線写真を示す。この患者の病態はどれか。2つ選べ。 1. 骨粗鬆症 2. 脊椎分離症 3. 脊柱管狭窄症 4. 椎間板ヘルニア 5. 脊椎椎体圧迫骨折 10、62 歳の男性。Parkinson 病。起立と歩行は可能であるが、歩行中の方向転換時には不安定となり転倒しそうになる。姿勢反射障害もみられる。独居で日常生活はほぼ自立しているが、通院には介助が必要である。この患者のH oehn &Y ahr の重症度分類ステージはどれか。 1. Ⅰ 2. Ⅱ 3. Ⅲ 4. Ⅳ 5. Ⅴ None 1 out of 2 11、35 歳の女性。橈骨遠位端骨折後に右上肢に CRPS複合性局所痛症候群を生じた。この患者にみられる所見に合致しないのはどれか。 1. 浮腫 2. 痛覚鈍麻 3. 発汗異常 4. アロディニア 5. 皮膚温の変化 None 12、嚥下障害がある患者の胸部エックス線写真を示す。予想される理学所見はどれか。 1. 胸痛 2. 乾性咳嗽 3. 頸静脈怒張 4. 右胸部打診で鼓音 5. 右胸部聴診で水疱音 None 13、56 歳の男性。閉塞性動脈硬化症。半年前から左下Àから足部にかけて冷感と痛みが発現し、歩行距離も低下している。検査法と結果の組合せで正しいのはどれか。 1. 立位体前屈 - 痛みの軽減 2. 足背動脈の触診 - リズムの不整 3. 足関節上腕血圧比 - 1.2 以上 4. 両下肢の下垂試験 - 感覚異常の出現 5. トレッドミル歩行 間欠性跛行の出現 None 14、39 歳の男性。野球の試合中にジャンプしてボールをキャッチした着地時に、踵に痛と違和感とを訴えた。その直後から歩行困難となったために、応急処置の後に緊急搬送された。搬送先の病院で撮影された足部 MRIを示す。矢印は損傷部位を示す。受傷直後の処置として適切なのはどれか。 1. 足底板による固定 2. 足関節周辺の保温 3. 足関節底屈位での固定 4. 強擦法による下À部のマッサージ 5. 端座位による下À下垂位での安静 None 15、52 歳の女性。7年前に右の乳癌に対して腋窩リンパ節郭清を伴う乳房部分切除術が行われ、術後に化学療法と放射線療法が行われた。5年前から右上肢リンパ浮腫が出現したため日常生活においては弾性スリーブを装着していた。リンパ浮腫が悪化してきたため受診し、リンパ浮腫重症度分類ステージⅡと診断された。日常生活指導として適切なのはどれか。 1. むだ毛を処理する 2. 皮膚の保湿をする 3. 水分摂取を制限する 4. 入浴は熱い温度で長湯をする 5. 腕を締め付けるような服を着る None 16、46 歳の男性。前日夜に冷たい風に当たり、翌朝目が覚めると右顔面の腫れぼったさを感じた。昼食時に食事が口からこぼれることに気が付き、近くの神経内科を受診した。開眼安静時の顔面の状態を図に示す。この患者で正常に保たれる運動はどれか。 1. 額にしわを寄せる 2. 眉をひそめる 3. まぶたを閉じる 4. 奥歯を嚙む 5. 口唇を閉じ突き出す None 17、右人工股関節置換術(後方侵入)後の患者の靴下の着脱動作として正しいのはどれか。2つ選べ。 1 2 3 4 5 18、85 歳の女性。脳梗塞による左片麻痺。歩行練習中に下肢装具の条件を変えて歩行を比較したところ、底屈制動を軽減して中足足根関節部以遠の可撓性を高めることで歩幅が増加した。改善に影響を与えた麻痺側の主な歩行周期はどれか。 1. 荷重応答期 2. 立脚中期 3. 立脚後期 4. 遊脚中期 5. 遊脚後期 None 19、脊髄損傷患者の車椅子上での除圧動作を図に示す。損傷レベルの上位から下位への順序で正しいのはどれか。 1. B → C → D → A 2. B → D → C → A 3. C → B → A → D 4. D → B → A → C 5. D → C → B → A None 20、2歳の女児。痙直型四肢麻痺。臥位では頭部コントロール良好で、背臥位から腹臥位への寝返りが可能である。背臥位と腹臥位での様子を図に示す。この時期に優先して行う理学療法で最も適切なのはどれか。 1. 下肢の筋力増強 2. 介助下での歩行練習 3. 椅子からの立ち上がり練習 4. 立位での陽性支持反射の促通 5. 座位での体幹の立ち直り反応の促通 None 2 out of 2 Time's up 誤字脱字や回答時に不具合等ありましたら下のコメント欄からお願いします。 過去問 よかったらシェアしてね! URLをコピーしました! URLをコピーしました! コメント コメントする コメントをキャンセルコメント ※ 名前 ※ メール ※ サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 Δ このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください。
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