第51回 PT実地問題 AM 1-20 2022 6/10 過去問 2020年6月13日2022年6月10日 第51回 PT AM 1-20 1、関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で正しい方法はどれか。 1. 肩甲帯屈曲 2. 肩屈曲 3. 肩外旋 4. 肘屈曲 5. 前腕回外 None 2、Daniels らの徒手筋力テストを図に示す。段階の抵抗を加える位置が正しいのはどれか。2つ選べ。 1. 肩甲骨下制と内転 2. 肩関節外旋 3. 肘関節伸展 4. 手関節背屈 5. 母指MP関節屈曲 3、Daniels らの徒手筋力テスト(足関節底屈の検査)を図に示す。正しいのはどれか。 1. 図1で完全な底屈運動ができるが抵抗に耐えられなければ段階 2−である 2. 図1で完全な底屈運動ができて最大抵抗に負けずに保てれば段階 2 である 3. 図2で疲れなしに完全な底屈運動が1回行えれば段階3である 4. 図2で完全な底屈運動が 20 回行えれば段階5である 5. 図3は腓腹筋単独のテスト肢位である None 4、右股関節の可動域を表に示す。予想される歩行時の特徴はどれか。 1. 左Trendelenburg徴候 2. 上肢の振り幅の増加 3. 左の歩幅の減少 4. 腰椎後弯 5. 右鶏歩 None 5、反射検査の刺激部位で正しいのはどれか。 1. 掌オトガイ反射 2. 把握反射 3. Babinski反射 4. Chaddock反射 5. Oppenheim反射 None 6、6歳の男児。1か月前から左足部痛を訴えた。エックス線写真を示す。最も考えられるのはどれか。 1. Sever 病 2. 舟状骨骨折 3. Freiberg 病 4. 足根骨癒合症 5. 第1Köhler 病 None 7、脳卒中右片麻痺の麻痺側運動機能について Brunnstrom 法ステージの検査を行ったところ、図に示す段階までの運動が可能であった。評価の組合せで正しいのはどれか。 1. 上肢Ⅳ ー 手指Ⅳ ー 下肢Ⅳ 2. 上肢Ⅳ ー 手指Ⅴ ー 下肢Ⅳ 3. 上肢Ⅳ ー 手指Ⅳ ー 下肢Ⅴ 4. 上肢Ⅴ ー 手指Ⅴ ー 下肢Ⅳ 5. 上肢Ⅴ ー 手指Ⅴ ー 下肢Ⅴ None 8、正常な胸部エックス線写真に示す。番号と解剖学的名称の組合せで正しいのはどれか。 1. ①-肺静脈 2. ②ー肋 骨 3. ③ー下行大動脈 4. ④ー気管支 5. ⑤ー左房縁 None 9、44 歳の女性。1か月前から腰痛および左下肢痛を訴える。腰椎 MRI の矢状断像Aと水平断像Bを示す。なお、水平断像は矢状断像で最も所見がある椎体間の高位のものである。この患者にみられる所見はどれか。 1. 左下腿内側の感覚障害 2. 左足部の感覚障害 3. 左大腿四頭筋の筋力低下 4. 右下腿外側の感覚障害 5. 右長母指伸筋の筋力低下 None 10、70 歳の男性。15 年前の脳出血による右痙性片麻痺。右尖足に対して機能的電気刺激を行うこととした。刺激部位として適切なのはどれか。 1. A 2. B 3. C 4. D 5. E None 1 out of 2 11、65 歳の男性。脳梗塞。右片麻痺。発症5日目。意識レベルは JCS(Japan comascale)Ⅰ- 1。全身状態は安定し、麻痺の進行も 24 時間以上認めないため、リスク管理(リハビリテーション医療における安全管理・推進のためのガイドライン 2006に基づく)を行いながら、ベッドアップを開始することとした。適切なのはどれか。 1. ベッドアップ前、動悸を訴えているが実施する 2. ベッドアップ前、安静時 SpO2 が 85% であったので実施する 3. ベッドアップ後、脈拍が 100 回/分なので中止する 4. ベッドアップ後、呼吸数が 18 回/分なので中止する 5. ベッドアップ後、収縮期血圧が 120 mmHg から 170 mmHg に上昇したので中 止する None 12、65 歳の女性。慢性心不全。自宅でめまいと失神発作とを認めたため来院した。来院時の心電図を示す。この患者にみられるのはどれか。 1. 洞性頻脈 2. 心室頻拍 3. 心室期外収縮 4. Ⅰ度房室ブロック 5. Ⅲ度房室ブロック None 13、他の筋への影響を最小限にしてハムストリングスの伸張運動を行う場合、適切でないのはどれか。 1 2 3 4 5 None 14、図のようなハンドリングを実施することで運動発達促進効果として期待されるのはどれか。 1. Galant 反射の抑制 2. 下肢のキッキング促通 3. 正中位指向の促進 4. 体幹伸展筋の促通 5. 頭部回旋運動の促通 None 15、45 歳の男性。筋萎縮性側索硬化症。発症から1年経過している。ADL は自立しているが、主に下肢の筋力低下、バランス不良および鶏歩が認められる。理学療法で適切なのはどれか。 1. 車椅子操作の練習 2. 下肢の漸増抵抗運動 3. 両松葉杖での歩行練習 4. 感覚再教育によるバランス練習 5. プラスチック AFO を装着した歩行練習 None 16、75 歳の男性。交通事故による第5頸髄レベルの脊髄損傷で四肢不全麻痺。受傷後6か月経過。端座位の保持と手すりを使用した立ち上がり動作は可能。食事は太柄のフォークで自立。トイレ動作は見守りが必要。衣服の着脱は介助があれば行える。自宅内は手すり歩行で移動し、屋外は車椅子移動。Frankel 分類はどれか。 1. A 2. B 3. C 4. D 5. E None 17、80 歳の男性。胸部 CTを示す。この患者で予想されるのはどれか。 1. 肥満 2. 残気量の低下 3. 一秒率の低下 4. 気道抵抗の低下 5. 肺コンプライアンスの低下 None 18、右外側肺底区の痰に対する体位排痰法(体位ドレナージ)で最も適切な体位はどれか。 1. 腹臥位 2. 45度前方へ傾けた側臥位 3. 背臥位 4. 側臥位 5. 45度後方へ傾けた側臥位 None 19、24 歳の女性。2日前に室内での火災に巻き込まれ救急搬送された。35 % の範囲の熱傷と診断され入院中。意識は清明。顔面から前頸部も受傷し煤のような色の痰がでる。肩甲帯から上腕にかけては植皮が必要な状態。骨盤と下肢とに傷害はみられない。この時期の理学療法として適切なのはどれか。 1. 患部局所の浮腫に対する弾性包帯による持続圧迫 2. 下肢に対する 80 % MVC での筋力増強 3. 背臥位での持続的な頸部伸展位の保持 4. 尖足予防のための夜間装具の装着 5. squeezing による排痰 None 20、46 歳の男性。健康診断で身長 170 cm、体重 75 kg、BMI 26.0、腹囲 88 cm であった。運動習慣に関するアンケートで以下のように回答した。この段階の対応として最も適切なのはどれか。 1. 仲間づくりを促し、周囲からのサポートを受けやすくする 2. 具体的な目標を提示し、運動を継続するための動機づけを図る 3. 達成感や楽しみが感じられることなど運動習慣の意味を認識させる 4. 運動不足の害や生活習慣病に関する知識を与え、運動への関心を高める 5. 実行可能で無理のない運動から開始し、成功体験を積めるように工夫する None 2 out of 2 Time's up 誤字脱字や回答時に不具合等ありましたら下のコメント欄からお願いします。 過去問 よかったらシェアしてね! URLをコピーしました! URLをコピーしました! コメント コメントする コメントをキャンセルコメント ※ 名前 ※ メール ※ サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 Δ このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください。
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